ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング事業者トラストレンディングを徹底解説。手数料や貸し倒れリスクについて

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トラストレンディングとは

トラストレンディングは2015年11月からソーシャルレンディング事業を行っている会社です。

これまで同社のソーシャルレンディング事業の運営歴は約2年間。累計報酬金額は約56億円、そしてこれまでの募集案件数は140件強です。

トラストレンディングの運営元はエーアイトラストという会社であり、金融コンサルティング業などを手がける会社です。エーアイトラストの創業は2005年と、会社を創設してから今年で14年目となります。

ソーシャルレンディング事業自体の事業歴はそれほどではありませんが、会社としては一定期間の業務歴を持つ会社が運営しています。

またエーアイトラストは自社サイトで財務状況を公開しており、その情報を見ると毎年1億円ほどの経常利益を計上しています。ソーシャルレンディング事業単体の業績はわかりませんが、会社としては健全な経営が実現できています。

なおソーシャルレンディングは案件と事業者リスクがあるので分散投資をオススメします。万が一事業者の不祥事があると投資金の返却可能性は低いからです。

ソーシャルレンディング事業者の正しい選び方は以下の記事をチェックしてみてください。事業社はたくさんありますが稼ぎやすい会社は限られ、選び方にコツがあります。

ソーシャルレンディング事業者の選び方。違いと比較のポイント

トラストレンディングの特徴

それではまずソーシャルレンディング事業者として、トラストレンディングの特徴を見てみましょう。

案件数と申し込みやすさ

トラストレンディングのソーシャルレンディング事業の運用月数は約30ヶ月。累計の募集件数が140件強なので、1ヶ月あたりの件数は4~5件という所です。

案件数としてはそれほど多くはなく、常に投資できるかというとタイミング次第の部分もあります。

ただし投資の募集が開始されてすぐに投資上限枠まで金額が集まることは少なく、募集開始から1週間ほどでようやく上限金額まで投資金額が達するケースが多いです。

案件数自体は少ないですが、投資できるタイミングにはある程度余裕があります。

案件の傾向

トラストレンディングの融資案件で多いのは建設業者への融資案件です。建設業者は国土交通省やNEXCOなど公共事業、もしくは公共事業に近い側面を持った業者からの受注が多いです。

そのため事業自体の信頼性は高いものと考えられます。特に現在は東京オリンピック前ということで、各地で建設業の需要は非常に高まっています。融資先の事業としては悪くないでしょう。

ただし建設業以外の融資案件が少ないため、建設業界の景気に左右される傾向が強いところはもしかしたら今後はリスクになるかもしれません。

案件の収益性

案件の運用利回りですがほとんどが10%~12%の間でかなり高めになっています。

2018年5月現在の募集案件を見るとほとんど利回りが10%以上で11%~12%とグリーンインフラレンディングに匹敵する高い数値です。

一応全ての案件が10%以上ではなく、不動産担保を取った案件では利回りが7%から8%と平均的な数字のものもあります。

利回りの高さ=融資先の返済リスクにもつながるため、必ずしも高い利回りの案件に投資すれば良いというわけではありません。

そういった意味ではリスクの高い高利回り案件、もしくは安定した平均的な利回り案件のいずれかを選んで投資できる会社と言えるでしょう。

案件の安全性

トラストレンディングの場合、案件名に「不動産担保付ローンファンド」や「債権担保付ローンファンド」と一覧からでも担保の有無が分かりやすくなっています。

募集案件の多くは債権担保であり、不動産担保と比較すると担保の危険性は高くなります。

ただ融資先は公共事業を請け負う建設業者なので、建設業者が売上金を回収できない可能性は低いと言えます。100%ではないですが債権を回収できないリスクは比較的低いと思います。

案件の運用期間は3ヶ月の超短期から2年近いものまで種類が豊富です。自分でリスクコントロールをしながら投資できる会社と言えます。

会社規模などの事業者リスク

トラストレンディングを運営しているエーアイトラストは社員20名ほどの会社であり、ソーシャルレンディングを運営する会社の規模としては中程度です。会社の財務状況を見る限りは現在まで経営は順調です。

ただし株式を上場しているわけではないので、この決算の数字が必ずしも正しいとは限りません。

それでも10年以上会社を維持できていることから、営業の開始から数年程度のソーシャルレンディング会社よりも倒産リスクは低いと考えられそうです。

またトラストレンディングの健全性を図るためのもう一つの数値として、ソーシャルレンディング案件に表記されている営業者利益があります。

トラストレンディングでは全ての案件に対して利回りが何%、そして貸付金利が何%、トラストレンディングの営業者利益は何%と言った数字を記載しています。

例えば建設業者への融資案件を見ると、利回りは11%、貸付金利は12%、トラストレンディングの営業者利益が1%となっています。どの程度の金利で融資しているかでリスクを判断できます。

この数字を見ると、トラストレンディングの営業者利益が決して大きな数字ではないことがわかります。投資家の利益はできるだけ大きなものにしたいトラストレンディングの意向と、融資で利益を確保できていないリスクが分かってきます。

トラストレンディングの手数料

トラストレンディングは、他のソーシャルレンディング会社のようにマイページ内にデポジット口座を用意していません。

そのため分配金や償還金はデポジット口座に保管されるのではなく、直接自分の口座に振り込まれます。つまり出金手数料がかからないという大きなメリットがあるのです。

一方で償還金をそのままトラストレンディングの案件に再投資することはできません。入金手数料に関しては他のソーシャルレンディング会社同様に掛かります。無料で振り込める回数の多いネットバンクなどを利用しましょう。

貸し倒れはあるのか?返済実績について

トラストレンディングはmaneoのように貸し倒れや遅延の実績を公開していません。

ただ約2年半の運営実績の中で、貸し倒れや返済遅延があったというのは聞いたことがなく融資先の安全性は高いものと考えられます。

ただし現在運用中の130件ほどの案件のうち、運用終了しているものは約60件。70件はまだ運用中ですので、これから先に貸し倒れなどが発生する可能性はゼロではありません。

トラストレンディングのメリット

トラストレンディングの最大のメリットは運用利回りの高さです。ソーシャルレンディング案件の平均利回りは7%なので10%以上の案件が多いのは珍しいです。

担保にやや不安は残るものの、融資先の事業の確実性では高いものが期待できます。そのため運用期間をよく見て投資していけば、利益が得られる可能性がかなり高いです。

安全性を高めたい時は不動産担保付き案件の案件を中心に投資していけばいいでしょう。

出金手数料がかからないというのも、高い利回りを生かしたい時には非常に嬉しいポイントです。

トラストレンディングのデメリット

トラストレンディングのデメリットやリスクは最低投資金額が高いことです。トラストレンディングは最低投資金額が10万円なので、他のソーシャルレンディング会社と比べるとやや高いです。

まとまったお金がないと投資ができません。

また融資先が建設業者に集中している点も気になります。融資先リスクを抑えるためにはいろいろな会社に分散投資しておきたいものです。

建設業界の先行きとしてオリンピック開催以降は不透明とも言われています。現在は融資先からの返済も順調に入っているようですが、オリンピック開催以降のトラストレンディングについては未知な部分が大きいです。

トラストレンディングは使うべきか?

運用利回りの高さはメリットです。案件数はそれほど多くはありませんが、募集後にすぐ投資金額が上限に達することもないので自分の好きなタイミングで投資ができます。

利回りも高く、運用期間も短めのものが選べる。また融資先の事業の安全性も高いので、ここから先1~2年の内であれば、トラストレンディングを使って利益を出すことは十分に可能でしょう。

ただし、リスク分散の意味で他の会社と組み合わせて使っていきたいものです。

安定性の高いオーナーズブックやmaneo、別の事業であるクラウドクレジットや発電事業に特化したグリーンインフラレンディングなどと組み合わせていけば、10%に近い高い利回りを確保できるでしょう。

なおソーシャルレンディングは案件と事業者リスクがあるので分散投資をオススメします。万が一事業者の不祥事があると投資金の返却可能性は低いからです。

ソーシャルレンディング事業者の正しい選び方は以下の記事をチェックしてみてください。事業社はたくさんありますが稼ぎやすい会社は限られ、選び方にコツがあります。

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