いのっち(inopon4372)です。
先日また不動産セミナーに行ってきました。今回はセオリーファクトリー社主催の「ゼロから始める目からウロコの資産づくりセミナー」でした。
で、まぁ言いたいことはいろいろあるのですが結論から言うと
「あ、もう無理1秒もこのセミナー参加したくない。」
と思って人生で(不動産投資系以外含めて)初めてセミナーを途中退室しました。正直不動産投資や資産運用の知識をつけたり、やり方を学びたい!と思っているならセオリーファクトリーのセミナーはやめたほうがいいです。
不動産投資セミナーなら他の会社主催のほうが学べます。
不動産投資セミナーの中でセオリーファクトリーのセミナーを選んだ理由
一言で言うと「LP(セミナーのサイト)が綺麗で分かりやすく初心者向け(受ける前はそう思った)」からです。
- ゼロから始める、というのが初心者向けそう
- 長年不動産業界にいる方の裏話だから不動産の知識つけられそう
要は不動産投資についてめっちゃ学べそう!だから行ってみたいと思いました。受ける前はね。
↑こういうことが学べる・・ハズだと思ったのですが
セオリーファクトリーの不動産投資セミナーの流れ
自分が参加した回は17名参加予定でした。なぜ分かるかというと座る席が指定されホワイトボードに名前が書いてあったからです。
でも実際の参加者は6名(途中で二人くらい増えた)でした。で社員が3名で講師の方1名が会場にいました。
そしてこのセミナー、なんと時間が4時間という長丁場。他の不動産投資セミナーは大体1回1時間です。
前後の時間とか懇親会とか抜かしての4時間です。最初はなぜ4時間もあるのか分からなかったです。不動産投資の話しってまとめれば1時間、詳しく説明しても2時間もあれば終わると思ってます。セミナーが始まってすぐこの理由がわかりました。
- 開会宣言、ルール説明
- アイスブレイク
- 講義(4時間)
- 閉会宣言
・・途中の内容は省いてますが本当にこう資料に書いてあります。まって、今日って不動産投資の話するんだよね?開会宣言?ルール説明?ってそれ何?
この時点で嫌な予感がしました。でも言うてもセミナーだし、1つでも役立つ知識がつけられれば、そう思うことにしました。
マインドよりのセミナー
始まるとまず最初にルール説明があります。会場の説明など基本的なことがありながら最後にこう言われました。
「このセミナーで成果を得るために参加すると決められている方は挙手をお願いします!」
これ言われた瞬間他の参加者も?って顔してました。まぁ挙手しないわけにもいかないので挙手。(ってかこう言われたら空気的に無理でしょ)
不思議に思いながらこの後は配布した資料の中にある自己紹介の紙を記述するよう言われました。
よく普通の不動産投資セミナーだと自分の年令や職業、年収、貯金、どういう不動産が欲しいか、目的は?(資産形成、副収入など)を書くと思います。これは自分の目的で必要な物件が変わるし、属性で実際に購入できる不動産や融資額が変わるからです。主催者にとっても必要な情報です。
セオリーファクトリーの場合、自分の出身地、出身地の良いところ、セミナーを知ったきっかけ、最近あった嬉しかったこと、自分の得たい成果、このセミナーが終わった時に得たい期待すること。こういった内容でした。
ダメじゃないけど「ん?これ所謂マインド系のセミナーじゃね?」って思いました。
書き終わると
「それではアイスブレイク(先程の自己紹介の内容を話す)をお願いします。今日は参加型のセミナーなので随時シェアを入れていきます。シェアの際はご起立して、グループでシェアをしていただき、終わりましたらハイタッチをお願いします!」
これ、参加者全員赤の他人です。普通に不動産投資学びたくてセミナー参加してる人です。
参加目的のシェアとか大事なのは分からんでもない。でもシェアしてハイタッチする必要は?
参加者、みんな困惑
この後は「主体的に受講するのが大切です。なので主体的に参加すると決められている方は挙手お願いします!」と言われ、また挙手(もう空気的に挙手しないはありえない)
その後も何度か「~に〇〇していただける方、挙手お願いします!」というやりとりを繰り返しました。
ちなみにここまでのやりとりで15分ほど経ってます。セミナー、始まってません。
どこかで聞いたような教科書に書かれているような知識
で挙手、シェア、講師の自己紹介のあといよいよセミナー始まりました。いよいよここから不動産投資の話し・・が始まりません!
4時間のセミナーのうち、前半2時間、後半2時間と分かれていているのですが少なくとも前半2時間は全く不動産投資の話が出てきません。
最初は「不動産投資のセミナーだと思ってたけど資産運用全般のセミナーと間違えたかな?」「基礎知識で資産に関わる話ししてその後不動産投資の話するのかな?」って思いました。
でもいつまでたっても不動産投資の「ふ」の文字も出てきません。
代わりに出てくる話も
- 資産の定義は価値を生むもの
- 資産は長い目でレバレッジをかけてやるのが大事
- 投資は運用、投機はマネーゲーム
- 投資は負けないけど、投機はギャンブルだから負ける要素ある
- 資産運用は負けないことが大事。だからマネーゲームの投機はクソ
- だから投資をやろう!
みたいな言ってることは間違ってないけど決めつけなのでは?と感じることが。投機はこういう事例があっていくら負けたから危険だよねとかの具体例がなかったのでピンと来なかったです。基本は「負けないことが大事、リスクは避けよう!」というスタンス
「負けない状態を作るのが大事だから株と負債を組み合わせて片方が落ちてももう片方が上がる分散投資しよう」と説明するのは良いのですが、現実それが可能なのか具体例があるとよかったなーと。
論理としては間違ってないです。ただ具体例がないとイメージできないです。
あとは資産運用セミナーの定番、複利の話、老後は年金必要だよね。でも日本の国債いくらか知ってる?年金もらえなくなるよね!→じゃあ運用が必要だ!
みたいなどこかで聞いたような話しが多かったです。で、資産や年金の各話しが終わるごとに随時シェアタイムがあります。
起立→グループでここまで話して気づいた、感じたことのシェア→ハイタッチ
のコンボを約4回もやりました。前半2時間の間に。クッソつらい。
ぶっちゃけ全く不動産投資の話出てこないし、話してる内容も知識としては教科書に乗ってること。なのでシェアしてもお互い「あ、これもう知ってることですよね・・」みたいなどーすんのこれ?みたいな空気。
話す内容自体講師の方の思い込みでは?と思う要素がありました。
例えば「(ソフトバンクの)孫さんの買収は投資でしょうか、投機でしょうか。答えは投機です。なのでギャンブルなんですよね!」という話があったのですがこれは「?」となりました。孫さんはビジネスとしてリスクあるのは知ってて投資してやってると思います。
もう1秒も長くいるのが苦痛でした。これ帰りたい・・と思ってたら突然隣の男性が
「あ、自分この後予定あるので帰ります!」って言って途中退室しました。
絶対これ、隣の人ももう無理!って思って帰ったんだと思います。だって最初から4時間もセミナーあるってわかってるんだから予定を入れるはずがないです。
この後延々と具体例の無い表面的な話しをきき、前半が終了しました。
「不動産投資の話し・・どこ?」
不動産投資の話なかったです。もうホント限界だったので前半終了後途中で帰りました。
他にもきつかったこと
・講師が随時参加者に質問→参加者回答→講師が「そうです、よくご存知ですね!」→後ろにいる社員たちだけが拍手(参加者はシラーっとしてる)
・資料はなぜか穴埋め方式「資産づくりには( )を活用すること」←()内は講師の方が喋るので埋めていく方式
・講師の方はホワイトボードに一切図を書かない、資料にも書いてない、なので穴埋め箇所がいつの間にか終わってる
・でも講師の人見てると穴埋めできないから資料の方を見てした見続けるしか無い
・セミナーのページに書かれてあった「初心者でも分かりやすい」要素のない専門用語
ハッキリ言って初心者向けではないですし、ある程度不動産投資に慣れた人には不要の知識。ここまで疲れたなと感じたセミナーは32年生きてきて人生初です。
不動産投資の話について
一応フォローすると後半用の資料には不動産投資の内容がかかれてました。ただ内容見ると
- 不動産投資は節税対策になる、損益通算できる
- ローンは入居者に払ってもらうから自分はお金出さずに資産手に入る
- いい物件は入居者が入るもの。駅チカなど
「目からウロコの資産づくりセミナー」ではないかなーと。先に後半の資料見て意味ないなって感じのも途中退室の理由です。
セオリーファクトリーのセミナーまとめ
今回参加した結果、不動産投資セミナーなら他のセミナーをオススメします。
正直セオリーファクトリーよりも詳しく分かりやすく説明してるセミナーはたくさんあります。
他の会社のセミナーのほうが為になりますよ。