不動産投資をこれから始めるとなったらまずどんな物件があるのか見てみたいですよね。
今回どのサイトを使えばいいのか、また掲載データを見る時の注意点を説明します。
なお結論から言うと、楽待と健美家を使っておけば大丈夫です。
不動産投資用物件探しサイトの一覧
サイト名 | 特徴 |
---|---|
楽待(らくまち) |
一棟、区分、アパート、マンションから商業ビルや事務所、貸賃併用住宅、土地など幅広く取り扱い 販売価格、表面利回りから物件の細かいデータまで参照可能 |
健美家(けんびや) | 楽待同様一棟、区分、アパート、マンション以外の事務所、倉庫、店舗付き物件などを参照可 価格、利回りから細かいデータまで参照できるのも同様 |
不動産投資連合体 | 物件の掲載数は楽待、健美家より少ない。サイトの色が多く画面がチカチカして少し見にくい |
ノムコム・プロ | |
Homes | 物件概要の情報種類がちょっと少ない |
メジャーな不動産投資用物件を探せる情報サイトを集めました。で物件掲載数を見ると
2018/3/30現在 東京都指定で検索
楽待 21,879件
健美家 21,883件
不動産投資連合体 1,115件
ノムコム・プロ 1742件
Homes 7116件
楽待と健美家が頭一つ件数多いです。また検索画面が見やすい、物件の詳細データが細かいとぶっちぎりで基本はここの2つ使っておけば大抵何とかなります。
他にもSUUMOやAthome、東急リバブルなどでも検索できますが最初に楽待と健美家見ておけば主要な掲載物件を逃すことはないです。
レインズ(不動産流通標準情報システム)について
多分不動産投資物件を探したことのある人は1度はレインズの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
レインズとは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する不動産情報の掲載サイトです。それだけに情報量が1番です。というのはまず不動産関係の方は物件情報をレインズに掲載するからですね。
「とりあえずレインズ見ておけばほとんどの物件を検索できる」
自分もこう聞いたことあってレインズみたのですが、レインズのシステムを使うには条件があります。
レインズを利用するにはどうしたらいいですか?
レインズを利用するためには、宅地建物取引業を営もうとして宅地建物取引業法に規定された免許を所持している者が、以下にある東日本不動産流通機構の構成団体のいずれかに入会する必要があります。
・各都道県の宅地建物取引業協会
・全日本不動産協会
・不動産流通経営協会
・全国住宅産業協会
不動産会社で免許や資格持ってる人ならともかく投資家でレインズを使える人は限られます。
なので基本は楽待や健美家を利用することになると思います。
不動産投資用物件探しサイトの使い方
楽待や健美家でエリアや建物の種類、利回り検索すると指定条件に合う物件を探せます。
収益物件専門サイトのメリットは利回りが掲載され、物件購入後の毎年の収入が一目瞭然で分かることです。
ただここで注意点があります。掲載されている利回りや想定家賃収入はあくまで参考で自分で裏取りを別途する必要があります。例えば
満室時利回りが6.00%だった→賃貸情報サイトで同エリア、同条件の物件を検索して実際にいくらで借りれるのか実態(相場)を知る。
エリア情報(特に駅からの距離、立地)から本当に入居者が入るか検討する
物件価格が6,940万円だった→上記同様賃貸情報サイトで同条件の物件を探して値段を比較する
と言った比較が必要です。利回りや満室時年収/月収はあくまで入居中の現在家賃から算出。実は家賃設定が周辺相場より高く今の入居者がいなくなったら入居者が集まらないケースも。
楽待や健美家で確認した情報を別の方向から検証した方がいいということです。あくまで参考。
こういった裏取りは不動産投資用物件の掲載サイトより、一般の賃貸用アパート、マンションを探すサイトの方が実際の月額家賃や空き室の有無が確認できるので参考になったりします。
5回位引越ししてますが、経験上アパートやマンションを借りる時、サイトに乗ってる月額家賃が実際に払う額と違ったことは1度もないです。契約書も交わしてますしね。そういう意味で一番実態を表してると言えます。
エリアごとの空室率やそのエリア・駅の間取り別の家賃相場は買い手用のサイトより借り手用の情報サイトの方が上です。
物件探しなら楽待と健美家
投資用の物件情報を探すなら楽待と健美家を使いましょう。ただ情報サイトはあくまで不動産会社が流通させたい物件だけ掲載されるので、そもそも本当に良い物件は掲載前に抑えられてしまうことも。
本当に不動産投資で収益化するならやはり不動産会社の人と仲良くなり、1次情報を流してもらえる関係を築くことも大事です。