ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング事業者LENDEX(レンデックス)を徹底解説。手数料や貸し倒れリスクについて

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LENDEX(レンデックス)とは

LENDEX(レンデックス)は2017年7月からソーシャルレンディング事業を開始した会社です。

社長を務めるのは筧悦生氏。清和監査法人という公認会計士事務所の代表を務めていた経歴を持つ人物です。清和監査法人で金融庁からの行政処分を受けた事で同社の代表を退き、現在は同法人で取締役を務めています。

LENDEX(レンデックス)はもともと筧氏の個人資産管理会社として設立された経歴を持ち、会社設立は2000年となっています。

ただ目立った事業歴もないため、ソーシャルレンディング事業に進出した2017年が実質的に事業開始の初年度だとされています。

なおソーシャルレンディングは案件と事業者リスクがあるので分散投資をオススメします。万が一事業者の不祥事があると投資金の返却可能性は低いからです。

ソーシャルレンディング事業者の正しい選び方は以下の記事をチェックしてみてください。事業社はたくさんありますが稼ぎやすい会社は限られ、選び方にコツがあります。

ソーシャルレンディング事業者の選び方。違いと比較のポイント

LENDEX(レンデックス)の特徴

それではまずソーシャルレンディング事業者としてのLENDEX(レンデックス)の特徴を見てみましょう。

案件数と申し込みやすさ

同社が募集した案件数はこれまで累計で約20です。2018年の3月は3案件が提供されましたが、4月は0件、5月は1件です。

月平均2本程度の案件で募集金額は3,000万円前後。毎月の募集金額は5,000~6,000万円。

募集が開始された直後に応募が埋まってしまうようなことはなく、余裕で投資の申し込みができます。

ただ案件数は多くないので平均1日から3日で投資金額が募集枠の上限に達して募集終了しています。ファンドに申し込むなら定期的にチェックが必要です。

案件の傾向

案件の内容を見ると不動産案件。特に民泊系、開発・リフォーム用の事業資金の融資が多いです。

民泊物件の場所は観光客から人気が高い京都が多く民泊物件として需要が高いので転売時でも高値で売却可能だと考えられます。

その他民泊以外の不動産開発事業に関する融資もあります。その場合不動産物件自体を担保に設定していますね。

京都そして東京など関東中心の不動産開発案件が主であるため、不動産価格の下落リスクも起こりにくく、比較的安定した事業に融資していると言えるでしょう。

案件の収益性

LENDEX(レンデックス)案件の運用利回りは7%~10%、最近の案件だと9%が多いですね。

これは筧社長自身の「10%は注目を集めるためのサービス的な金利であり、徐々に数字は下げる。しかし案件を増やすなど、投資家に総合的な収益面でのサービス向上を目指している」という方針からです。

最終的には8%台に落ち着くと思われます。それでも平均的なソーシャルレンディング会社の利回りと比べれば高めです。

案件の運用期間も2ヶ月から1年程度のものが多く、比較的短期なものが多いです。

案件の安全性

LENDEX(レンデックス)のホームページ掲載されていますが全案件不動産を担保に設定しています。

対象の不動産は大手不動産会社の1社である、東急リバブルが評価額の審査を行っています。

LENDEX(レンデックス)同様、全案件に不動産担保を設定していた会社としてラッキーバンクがあります。ただラッキーバンクは不動産担保の評価の算定が自社基準で、評価額が適正でなく金融庁から行政処分を受けました。

その意味で考えると、LENDEX(レンデックス)の不動産担保は第三者の評価を得ているため、信頼度が高いです。

また担保評価額に対する融資金額も上限が80%に設定されています。そのため万が一貸し倒れが起きたとしても、不動産を売却すれば投資した資金を回収できる見込みが高いと言えるでしょう。

会社規模などの事業者リスク

LENDEX(レンデックス)は冒頭で書いた通りに、ソーシャルレンディング事業を開始してからまだ1年も経っていません。

社員数も6名と非常に小規模な会社であり、中小企業が多いソーシャルレンディング業界の中でも最も小さな規模の会社と言えるでしょう。

それでも2017年度の決算実績を見ると黒字化を達成しています。

ただしこれは社長が所有する個人の不動産を売却して得られた収益を元に黒字化を達成しているため、ソーシャルレンディング事業単体での黒字とは言えない状況です。

社員数が少なくて会社の維持費がかからないというメリットと、事業に失敗すればあっさりと会社が倒産してしまうというリスクの両方を持っているといえるでしょう。

LENDEX(レンデックス)の手数料

LENDEX(レンデックス)は手数料が非常に安いのも特徴です。特に注目したいのは出金手数料です。

月に何度出金しても全て無料です。5万円程度しか投資していない場合、毎月の分配金が数百円にしかならないこともあります。出金手数料がかかる会社だと400円や700円といった非常に高い出金手数料がかかることもあり、少額投資家にとってはかなり痛い出費です。

しかしLENDEX(レンデックス)は出金が非常に容易なため、振り込まれた分配金や早期償還されたお金を他社のソーシャルレンディング案件に回しやすいです。

入金手数料は他のソーシャルレンディング会社同様に顧客負担となっているため、できるだけ入金手数料の無料回数が多い金融機関に口座を作っておくとよいでしょう。

貸し倒れはあるのか?返済実績について

レンデックスの気になる返済実績ですが、これまで貸し倒れが起きたことは一度もありません。

ただ2018年5月現在営業開始してから1年経っておらず事業開始時に募集した案件の運用がまだ行われているため今後の動きは確認する必要があります。

また現在のところ実績公開はしていません。まだ開始から日が浅いからでしょう。

早期償還が発生することもあり、中には1ヶ月や2ヶ月で早期償還になってしまった案件もあります。

早期償還が起こると想定していた利益が得られないため、不満を感じる投資家も多いようです。ただ早期償還は融資先の返済がしっかりと行われ、事業の進捗が順調であったことの表れでもあります。

融資先の安全性を図る意味では、早期償還が多いソーシャルレンディング会社は決して悪くないでしょう。

1つ気になるのが会社のホームページに累計の返済実績や報酬金額などの数字が一切記載されていない点です。案件数に関しては全ての案件に番号が付いているので把握できます。

ただ累計の募集金額は自分で計算してみないと分かりません。現時点ではおおよそ4~5億円であり、まだまだ金額的に募集規模は小さいです。

LENDEX(レンデックス)のメリット

LENDEX(レンデックス)を使うメリットは2万円からと少額投資が可能であり、さらに出金手数料が無料という点です。

そのため投資に回せるお金が少ない人でも、着実に自分の資産を増やすことができます。

案件の募集開始から上限金額まで一瞬で埋まってしまうことも現状はないので、昼に募集が開始されればすぐに入金、夜の空いた時間に投資ということも可能でしょう。

利回りも比較的高く、不動産担保も東急リバブルという大手不動産会社の審査付きなので、信頼性は非常に高いと言えます。

投資家が不安を抱く点やデメリットに感じる点を極力排除し、投資家に良い案件を提供していきたいという考えがLENDEX(レンデックス)の動きから見えてきます。

またこれは実際に登場した人間でないとなかなかわからないところですが、LENDEX(レンデックス)は入出金の口座への反映が非常に早いです。

銀行口座からLENDEX(レンデックス)の口座への入金はほぼリアルタイムで反映されますし、出金手続きも15時まででしたらほぼその日の内に反映されます。

会社規模が大きくなるとどうしても入出金の反映が遅れてしまうため、自分の口座に入金しようとしても案件の募集開始までに間に合わないこともあります。

しかしLENDEX(レンデックス)の場合はほぼリアルタイムで反映されるため、即座に入金すれば募集開始に大体は間に合います。

LENDEX(レンデックス)のデメリット

LENDEX(レンデックス)のデメリットはやはり会社規模の小ささと、事業者リスクになるでしょう。筧社長は監査法人の代表時に金融庁から厳しい行政処分を受けた経験があり、コンプライアンスに対する遵守の意識に不安を感じる投資家も多いようです。

一方清和監査法人は行政処分を受けた後はしっかりと事業を立て直し、現在も多くの顧客を抱える大手の監査法人として活動しているようです。

LENDEX(レンデックス)自体は小規模であるため、第1期の決算のように赤字が出ても社長の個人的資産で補填できる可能性も高いです。

しかしLENDEX(レンデックス)自体の事業が順調に進まない場合、社長の意向次第ですぐに廃業してしまう可能性もあります。

一年間を通じて募集金額もまだまだで事業規模は小さいですが、今後社長がソーシャルレンディング事業者としてのLENDEX(レンデックス)という会社をどの程度大きく成長させられるのか、また事業への真剣な取り組み如何でリスクの大きさが変わってくるかもしれません。

LENDEX(レンデックス)は使うべきか?

LENDEX(レンデックス)案件は担保が強いです。担保が不動産物件かつ第三者機関の審査を受けているのは、数あるソーシャルレンディング会社の中でもLENDEX(レンデックス)だけです。

大手のmaneoやSBIソーシャルレンディングでもやってません。利回りはソーシャルレンディング業界の平均以上で出金無料で短期運用の案件が中心などメリットも多いです。

もしmaneoやSBIソーシャルレンディングが同条件で案件を募集したら、募集金額が10億円であっても一瞬で枠が埋まるはずです。

ただLENDEX(レンデックス)は開始から日が浅いので事業者リスクがあります。なので投資金の大半をLENDEX(レンデックス)に投入するのではなく、二番手三番手の投資先として利用するのがおすすめです。

様子を見ながらLENDEX(レンデックス)の事業が順調に拡大しているようであれば、少しずつLENDEX(レンデックス)に投資する金額を増やしていけばいいでしょう。

なおソーシャルレンディングは案件と事業者リスクがあるので分散投資をオススメします。万が一事業者の不祥事があると投資金の返却可能性は低いからです。

ソーシャルレンディング事業者の正しい選び方は以下の記事をチェックしてみてください。事業社はたくさんありますが稼ぎやすい会社は限られ、選び方にコツがあります。

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