いのっち(inopon4372)です!
投資の話すると必ず出るのが
「キャピタルゲインとインカムゲイン、結局どっちがいいの?」
という話です。
これはぶっちゃけ正解はなくて自分に取れるリスクとってどっちもやればいいじゃんって思ってます。
キャピタルゲインとインカムゲインとは。違いと比較
キャピタルゲインとインカムゲインの違いについてはご存知の人も多いでしょう。
- キャピタルゲイン→売却益のこと。安く買って高く売るが基本
- インカムゲイン→運用益のこと。投資商品の配当や物件運用時の収入が基本
売り買いが基本のキャピタルゲインと運用前提のインカムゲインです。さらに違いを言うと。
キャピタルゲイン | インカムゲイン | |
---|---|---|
投資期間 | 短期が可能 | 長期が前提 |
運用利回り | 差額益なので投資金額の何十倍も可能 | 1%以下~15%くらいまで |
キャピタルゲインは売却なので短期で利益が得やすく、ハイリスクハイリターン。インカムゲインは長期で安定して利益を得やすくローリスクローリターンと一般的は思われています。
これは間違ってないけど間違ってます。基本的な傾向でしか無いです。
例えばキャピタルゲインに該当する投資は株、FX、不動産、仮想通貨、土地があります。株やFX、仮想通貨は短期で市場(チャート)が動くので1ヶ月もあれば十分差額を狙え、もちろん下がるリスクもあるのでハイリスクハイリターンと言えます。
100万円分ビットコインを買って1億以上に価値が上がるような原資の何十倍にすることも可能です。
が、不動産や土地は買ってすぐに相場が変動するわけではないです。それこそ10年以上保持して売るケースもあります。キャピタルゲイン=短期売却ではなく、短期も狙えるが長期的視点で狙うケースもあるということです。
またインカムゲインも株、FX、不動産、ソーシャルレンディングなどがありますが不動産などは何十年も運用する長期投資ですが、ソーシャルレンディングは6ヶ月~2年運用が基本で短期的な投資です。
なのであくまで傾向としてこうある、というだけで自分の投資経営方針次第で性質は変わります。
キャピタルゲインとインカムゲインのどっちがいい論争について
でキャピタルゲインとインカムゲインだったらどっちのほうがいいという論争がよくあります。
キャピタルゲイン派の言い分は「チャートや市場を読む力がつけば稼ぎやすい」「短期で稼げる」「インカムゲインは運用利回りがが高くてもせいぜい10%くらいしかないけど売却益狙えば原資の何十倍も稼げる」
インカムゲイン派の言い分は「チャートや市場は結局読めない。リーマンショックや2018年の始めの仮想通貨の暴落、予想できた人いたの?」「スマホやパソコンに張り付きっぱなしで時間も労力も必要」「1回勝って終わりならいいけど毎回勝つのは不可能だし、何十年も稼ぐなら運用したほうがいいでしょ、運用利回りが低いのは安定性をとってるからだよ」
みたいなお互いの悪口を言ってる感じです。
ぶっちゃけどっちでもいいです。キャピタルゲイン、インカムゲイン両方にメリットあるのだから両方やればいいじゃんって感じです。
キャピタルゲインとインカムゲインどっちもやればいいじゃんと思う理由
自分の中では両方やればいいじゃんって思ってます。
- 投資をすると結局キャピタルゲインもインカムゲインも扱うケースが多い
- 時代によって投資商品の流行がある
投資をすると結局キャピタルゲインもインカムゲインも扱うケースが多い
実際投資してる人を見るとほとんどの人が複数の投資商品を持っていて、1つだけに絞ってる、という人は少ないです。
例えば不動産物件持ってるけど株や仮想通貨も持ってる。ソーシャルレンディングやってるけど不動産物件も持ってる、みたいな。
これは自分はどの投資があっているか試しているのと分散投資でリスクを減らしているためです。
キャピタルゲインは短期で利益を得られるけどリスクもある。だからインカムゲインの商品の継続収入をベースにして余剰資金でキャピタルゲインを狙う。
逆にインカムゲインで運用益が入ったけど額が少ないからキャピタルゲインにつぎ込むとか。
1回投資に手を出すと取れるリスクなら取ってみようと考えるようになります。結局複数の投資やるようになるんですよね。
その中で初めて自分がどういう投資向いてるのか、投資に何を求めているのか、じゃあどの投資が必要なのか分かってきます。
時代によって投資商品の流行がある
あとキャピタルゲイン、インカムゲインどっちがいい!って思ってるとチャンスを逃します。
例えば2017年は仮想通貨が爆発的に流行った時期で各銘柄の価格も跳ね上がりました。
この時のチャートを見た時の人の反応は両極端でした。いやこれはたまたまですぐ下がるよ9割。チャンスだやろう1割。
リアルタイムで見てましたがこのくらいの割合でした。
で、自分がインカムゲインしかやらないから仮想通貨はやらない!って思ってた人はかなりチャンスを逃しましたね。
別に全額突っ込んでギャンブル的な戦いをしろ!って言ってるわけじゃないです。
余剰資金でやって、価格が上がったら原資だけ抜いとけばいいのです。
逆もしかりでキャピタルゲインしかやらない!って思ってると2018年流行りのソーシャルレンディングを見逃したりします。
取れるリスクならとって投資すればよくて、どっちの投資方法が正しい、って思ってると足をすくわれます。
時代も相場も流行りの投資も変わるのだから変化に対応すればいいのです。
3000万で買った物件が5年後価格が6000万に跳ね上がって「自分はインカムゲインだけしかやらないから絶対売らない!」という話なの?ってことです。
投資は取れるリスクをとり、行動することが大事
結局キャピタルゲインとインカムゲインどっちがよい投資?という話は意味がないです。
自分の目的にあった投資を選ぶべきです。
問題なのは大体「どっちがいい?」って言う人に限って何も行動しないことです。逆に何でもいいじゃん!って人は既存の投資やりながら仮想通貨とかソーシャルレンディングのような新しい投資商品が出てきたらとりあえず手を出す人が多いです。
大体こういう人は儲かります。最初は損するかも知れないけど行動した分経験が積まれて結果的に勝ちます。
個人的に自分はそれこそ死ぬまでの約40年間継続的に収入が入るようにしたいのでインカムゲインをメインにしたいです。
ただインカムゲインの投資商品は運用利回りが低い傾向があるので高い配当を得るには原資が必要です。
100万で運用利回り7%だと1年で7万ですが、1億だと700万ですからね。
必要ならキャピタルゲインも狙います。原資が欲しいから。
自分にあった投資方法を選びましょう。