世帯年収という言葉を聞いた事があると思います。
では、世帯年収とはどんなものか、年代別はいくらくらいなのか詳しく紹介したいと思います。
世帯年収とは?
まず、世帯とは住居、生計をともに集まりのことをあらわしています。簡単にいえば一緒に暮らす家族のことなので、家族でなくても同居している人、お手伝いさんなども含むことがあります。
ですが、家族の元を離れて暮らしている人は含まないのであくまで同居している家族だけを指します。
世帯年収はこの1世帯の年収のことです。全体の平均だの場合夫婦共働きや専業主婦の家庭も含むのでモデルケース別に見る必要があります。
世帯年収の年代別の平均は?20代は350万。30代は560万。40代は670万
世帯年収といっても年代によってまったく違います。ですので、年代に分けた方が分かりやすいですね。
20代の世帯年収は平均343万5千円です。
30代の世帯年収の平均は562万3千円となり20代に比べてかなり増えました。30代になると家庭を持ち児童のいる世帯も増えてきたことが理由です。
40代の平均は671万1千円となっています。30代よりも収入が増えているので、これくらいの数値になっています。
50代はさらに上がって743万9千円となっておりさらに上がっています。50代になると世帯年収のピークといわれています。
60代になると世帯年収は約550万円ほどになってしまいます。下がる理由は定年退職をする人もいるでしょうし、再雇用や再就職をした人もいるので以前ほど年収を見込めないためです。
パターン別世帯の支出額について
そして生活する中で絶対に支出額が出てきますよね。でれくらい支出するかは、パターンによって違ってきます。では、パターン別にくら消費しているかを紹介したいと思います。
まずは夫婦二人の支出額についてですが、平均は20万~25万円になっています。この金額で意外とお金がかかっていることがわかるのではないでしょうか。夫婦二人だとお金をそれほど使わないのではと思いますが、意外と外食などが多く、お金をたくさん使っている傾向にあります。
夫婦に子ども一人の支出額について紹介します。今は一人っ子も増えてこのような家族が増えましたね。子どもが一人の場合の支出額は平均で23万円~28万円くらいになっています。夫婦二人より月に3万円くらいアップしましたね。子どもが赤ちゃんの頃にはオムツ代やミルク代、小学生の頃は教育費が増えていきますね。
最後は夫婦と子ども二人の四人家族の支出額です。子ども二人という家族はとても多く、この家族構成の家庭は多いですね。平均は28万円~32万円くらいになっており、三人家族よりもさらに上がりました。
やはり、子どもが一人増えるたびに支出額が増えていくのがわかりましたね。子どもが増えると食費や娯楽、教育費など増えていくので自然と支出額が増えていくのでしょう。
内訳では一番お金がかかっているのが食費なので、食費をいかに節約するのがポイントになりそうです。
このように世帯年収について紹介しました。今まで世帯年収について考えたことがない人も多いのでしょうか。
今は共働きが当たり前なので夫婦二人の合算した金額という家庭が多いですよね。今まで世帯年収について考えたことがない人はこれから考えて計画をしていくことが大切です。
特に子どもの人数が変われば、どれくらいお金が必要か変わってくるので計画を立てて生活をしていきましょう。そして、もし家計に無駄があるならその部分を見直して将来のために節約していくことが大切です。
まずは、自分がどれくらい使っているのか使いすぎていないのかを考えてから計画を練るようにしましょうね。